難病主夫が毎日の洗濯で気づいたこと|バスタオルをハンガー1本で速乾させる方法
洗濯は、毎日あります。
天気を確認して、洗濯機を回して、干して、取り込んで、畳む。
単純な作業のようで、やってみると案外いろんなことを考える時間でもあります。
今日は洗濯の話を書きます。 といっても、わが家のやり方をすべて公開するつもりはありません。
洗濯のルールというのは、それぞれの家で積み上げてきた「マイルール」があって
他人のやり方を押しつけるものでもないと思っています。
ただ、ひとつだけ。最近気づいたことがあります。
バスタオルは「中にハンガーを挟む」と、乾きが早くなります

これは本当に地味な発見なのですが、やってみたら明らかに違いました。
通常、バスタオルを干すときは竿やタオルハンガーに二つ折りで引っかけます。
これが普通のやり方だと思います。
でもこの「二つ折り」、実はかなり乾きが遅いんです。
折り重なった内側の部分が、空気に触れないまま湿ったままになりやすいのです。
特に厚手のバスタオルほどその傾向が強いです。 表面はパリッと乾いているのに、中は湿っている。 使おうとして広げたとき、なんとなくしっとりしている――あの感覚、嫌いな方も多いのではないでしょうか。
やり方はシンプルです。
バスタオルを二つ折りにした状態で竿に引っかけた後、折り目の内側にもう一本ハンガーを差し込む。それだけです。
これをするだけで、折り重なった部分が少し開いた状態になります。 内側に空気が通るようになるため、乾燥スピードが明らかに変わります。我が家はこの間に扇風機で風を通しています。
乾かすのも目的ですが、サーキュレーターの役目もあり部屋の空気は潤滑しています。
なぜこれが効くのか、元調理師なりに考えてみました
料理の世界でも、「表面積」と「空気の流れ」はよく出てくる話です。
食材を乾燥させるときも、重なりをなくして広げることで早く、均一に乾きます。
洗濯も、同じ原理だと思います。
乾燥とは、水分が蒸発して空気中に逃げていくことです。
空気が触れる面積が広いほど、水分は早く逃げます。
折り重なった布の内側は「空気が届かない場所」なので、そこだけいつまでも乾かない。
ハンガーを挟むことで、その「届かない場所」を少し開いてやる。
たったそれだけで、乾燥効率が変わります。
道具は特別なものじゃなくていいです。
家にある普通のハンガー一本で十分です。
体に負担がある日の洗濯は、やり方を変えます
難病を抱えていると、毎日同じコンディションではありません。
調子のいい日もあれば、悪い時もあります。
お昼過ぎまで寝てしまうことも。 そういう日は、洗濯のやり方も少し変わります。
竿に干すのはそれなりに体力を使います。 両手を上げ続けながら作業するのは、思ったより消耗が激しいです。 腕が上がりにくい日は、干す量を減らすか、室内の低い位置に干すか、—状況を見て判断しています。
完璧にやろうとしないことが、長続きのコツだと最近思っています。
洗濯物が一日溜まっても、命には関わりません。 翌日まとめてやればいい。
主夫になって気づいたのは、「家事に完成形はない」ということです。 やっても、やっても、また次の洗濯物が出てきます。 それを重く受け止めすぎないこと。淡々とこなしていくこと。
それが今のスタンスです。
洗濯は「見えない家事」のひとつだと思います
仕事をしていた頃、洗濯が誰かによってされていることに、正直あまり気づいていませんでした。
きれいなタオルが棚に並んでいること。
シャツのシワが伸びていること。 靴下が対になって引き出しに入っていること。
全部、誰かがやっていたことです。
主夫になって台所に立つ時間が増えた話はよく書きますが
洗濯もまた、毎日の暮らしを支えている「見えない仕事」のひとつだと、やるようになって初めてわかりました。
気づくのが遅すぎた、とは思います。 でも、今ここで気づいてやっています。
それでいいと思うことにしています。
まとめ|バスタオルの乾燥、一度試してみてください
今日書いたことは、たったひとつの工夫の話です。
バスタオルを干すとき、折り目の内側にハンガーを一本挟む。
それだけです。 でも、これをやるようになってから、タオルの乾きが明らかに変わりました。
仕上がりのふわっと感も、少し違う気がしています(気のせいかもしれませんが)。
大それた節約術でも、革命的なライフハックでもありません。
ただ、毎日の洗濯がちょっとだけ気持ちよくなる話として、誰かの参考になればうれしいです。
完璧じゃないけれど、生活は続きます。
今日も洗濯物を干しました。それだけで、十分だと思っています。
