傷病手当の手続き〜私の場合〜|標準報酬月額の罠と知っておくべき注意点 【視神経脊髄炎】傷病手当金の手続き体験談|社会保険料の全額負担に注意!20万支給でも手取り14万を切ったリアルな現実

こんこんにちは。50代の主夫です。
視神経脊髄炎。厄介な病気です。
今まで、私は妻と一緒に温泉、スーパー銭湯、お風呂等をめぐるのが大好きでした。もちろん、岩盤浴も。
だけど、この病気になると長湯ができません。 正確に言うと、熱いお湯に長風呂が出来ないのです。悪化みたいな症状(ウートフ現象)が一時的に出てしまいます。
実はこの病気、お風呂だけじゃなく私の生活、いえ、人生を大きく変えることとなりました。 事の成り行きは別の記事で書いているので、こちらで紹介しています。
が、収入がない!
自分の体もそうですが、「家族を路頭に迷わせてしまう」という気持ちが大きかったです。
明日からどうしよう。 生命保険かけてるかな? 色々なことが頭をよぎりました。
傷病手当の事はもちろん知っていました。 少し前に、坂から派手にてっころんで右の腕の骨を折っていたので(笑)。
なので、その時はけがで頂きましたが、今回は病気です。別なんですね。 自分はとりあえず、ベッドの上でスマホで調べました。
【支給の主な条件】
- 仕事以外で病気やけがのための休業であること
- 仕事が出来ない状態であること
- 連続する三日間を含み4日以上仕事できなかったこと
- 休んでる間、会社から給料の支払いがないこと
これだけです。意外に難しくないです。 要は、体調が悪くて4日仕事できない状態だと、5日目から請求できます。
申請書は協会けんぽの公式サイトからダウンロードできます。 「健康保険傷病手当金支給申請書(ダウンロードページ)」のページに「手書き用」「入力用」両方のPDFと記入例が載っています。 *申請書が変更される場合があるので、必ず公式サイトの最新版をご確認ください。
1枚目・2枚目は自分で記入、3枚目は会社で記入、4枚目を主治医が記入します。 あとは封筒に入れて、自分のエリアの協会けんぽに送るだけです。
もし退職しているのであれば、3枚目の会社用はそのまま書かずに協会けんぽに一緒に送りましょう。 時間がかかるので、早めの行動がお勧めです。私は進捗状況をこまめに確認していました。
※注意点 退職日までの証明が必要な場合や初回の申請時は、退職後でも元会社に書いてもらう必要があります。この点は注意しましょう。
普通なら社会保険は労使折半で5割ですが、私は時給で働いていたので社員のように保証はありませんでした。 なので、稼働してない月は10割(全額自己負担)でした。
それに厚生年金、雇用保険がついて6.3万ほどの出費です。 20万の傷病手当が出ていても、実質の手取りは14万を切るくらいです。
到底暮らしてはいけません。 妻はフルタイムで働いていますが、それでも子供もお歳頃でお金のかかる時期。間に合うわけもなく焦りました。
いかに支出を抑えるか
あと、確認しておいた方が良いのは、傷病手当の金額が実は「直近の給料12か月の平均だけ」ではないということです。 加入期間や休職時期によっては直近12ヶ月の平均で計算されますが、私の場合はそうではありませんでした。
会社員の社会保険料を決める「標準報酬月額」という数字がベースになっていて、これは毎年4~6月の給料を元に決まり、その年の9月から翌年8月まで固定されます。
たまたま4~6月に体調を崩して給料が少なかった月があると、その低い金額が1年間ずっと基準になってしまうという事です。 もちろんこれだけではありませんが、しっかり調べる必要があります。
この情報は調べてもなかなか出てきませんでした。 時給で働いている人にとってみれば死活問題です。こういう情報はもっとオープンにするべきだと思いました。
自分も例外にもれず、「それは少ないはずだわ…」と納得しました。 ちょうど怪我をして休んでいた時期の給料がベースになっていたためです。理不尽だなとつくづく感じました。
情報弱者だと、税金や固定費でどんどん持っていかれます。 ご自分の体の状態を区役所や保健所にしっかり伝えて、「取られないものは取られない!」という強い気持ちで進んでいかないと、ただただ自分の生活が苦しくなります。
次回は、「減免申請(住民税や国民健康保険の減免)」や「傷病手当金の非課税(傷病手当金自体には税金がかからないこと)」についてお伝えしていこうと思います。
長文読んでいただきありがとうございました。
